ねこよう舞台監督ブログ

うちあげ

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皆様、暦の上ではもう春ですが、

まだ寒いじゃねぇかどうなってんだいったい!

だから言ったろう?立春とか書くから勘違いされるんだ。

「立春 寒い日もありますのでご注意ください」

くらい客の事考えて書いとけ!

というクレームが世間を席巻している今日このごろですが、

いかがお過ごしでしょうか?

あっしですか?

あっしは、横浜近辺でコソコソ芝居の裏方なんぞやってます、

ねこようっていうケチな野郎でございやす。

そうですね・・・・

照明やったり、音響やったり、いろいろ調整役やったり、

時々脚本書いたり、

マァコソコソやっておりやす。

今回ここのグラハムヘルツのホムペのブログにおじゃましたのは、

あっしが金は無いが時間はあったりするんで、

ちょっと良かったら書かせてくれませんか。

と自ら売り込んだ次第でございます。

そんなわけで、ちょっとお付き合いのほどを。

あ、そーっとこのページの✖をクリックして閉じようとした方も、

しばしのお待ちを。

柴犬の匂いは同じよ。

特に意味はありません。

語呂合わせですな。

2月某日

グラハムヘルツ第二回公演「ベイビー・ホールド・オン」

の打ち上げの日である。

場所はこちら↓

https://s.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140212/14032633/

東神奈川駅のお店。

昔から、昨年解散した老舗の劇団「葡萄座」が

よく使用していた店だそうだ。

ちなみに店の宣伝をしたがバックマージンは無い。

参加者は、この6人。

〇ねこよう  舞台監督 この文章を書いてる人 

ひねくれもの 無表情 闇が深そう←世間の批評

〇伊藤瑞貴  作・演出・出演 グラハムヘルツ主催者にして一人だけの劇団員 

塩ラーメン好きな人見知り←個人情報

〇Kちゃん  作・演出・映像担当 おとなしい。

       映像に関してはこだわりが強い←主観的見解

〇ほぉちゃん 黒子・製作・影アナ・その他雑務 着ぐるみアクター。

       伊藤にやってといわれたら何でもやる女←大丈夫かい?と親戚のおばさん的主観

〇石井さん  音響 元プロ おっさん 

毎日の晩酌がビールと焼酎二本でもういいやとなってきた←私生活暴露視点

〇みゆきさん 照明 元プロ 石井さんと夫婦 令和産まれ孫のおばあちゃん

       昨年、医薬品登録販売者の資格試験を「絶対落ちたわ」と言っといて

       ちゃっかり受かっていた。←無駄な慰めだった視点

公演をうったのは2022年9月だったが、

そこから、

グラハムヘルツが2023年1月のAPOフェス(一人芝居のフェス)参加。

我がヤクルトが優勝したが日本シリーズで敗戦しショック。

うちの中三の娘がアニメ「文豪ストレイドッグス」にはまる。

うちの中一の息子がエヴァンゲリオンにハマり、

デカイ使徒のフィギュアを買って私の部屋に置く。

私が1月につば九郎の旅公演を観に行き、あまりにもブラックすぎて笑い転げる。

など様々な事情が重なり、5か月後の今日になったのだ。

飲みながら、元プロの石井夫妻二人の、

旅公演で木の実ナナさんとこんな事あった。とか、

若かりし西田敏行さんと一緒に写真を撮った。とか、

蜷川幸雄さんはこんな感じだった。

とかいう話が面白い。

すいませ~ん、シークワーサーサワーをもう一杯。

今日は、シークワーサーの気分だった。

だからと言ってほとんどがめんどくさいとレモンサワーなのだけど。

まぁ何飲んでるかはどうでもいいのか。

話題は、だいたいが演劇の話となる。

そして、今後のグラハムヘルツの方向性も—―。

1本目がシリアス。

2本目がコントオムニバス

そして先日のAPOフェスの3本目がシリアス。

今後、どっちの方向に行こうか・・・

模索中。との事だ。

そして、公演会場探しも。

横浜は小規模劇場が少ない。

だからといって東京の、例えば下北沢の小劇場だと、

一週間毎日公演するくらいじゃないと借りられないのだそうだ。

お金と公演・・・難しい問題なんである。

日本で、演劇だけで黒字をきっかり出して

プロの舞台役者を擁している劇団は、

劇団四季

だけだ。

(有名な役者を使う芝居公演はあるが、

テレビや映画で有名な役者はそっちで稼いでいるので)

ほとんどの小劇団の公演は、

トータル的に見れば満席になっても赤字である。

(役者にペイされる事なんかほぼない)

あ、

ちなみに劇団グラハムヘルツは、

毎月の劇団費なし

稽古いつでも見学出来ません

劇団員募集365日なし

という、鎖国的政策なので、

演劇関係者や演劇に興味のある若人、

お気をつけください。

伊藤の、

伊藤による、

伊藤がやりたいことをやる、

劇団だから。

伊藤以外の我々は、

伊藤に乞われればそれに答えるだけの、

言ってみれば傭兵集団です。

(ふ~、かっくい~)

まあ感覚としては、

親戚のおじちゃんおばちゃん幼なじみが

手伝っているみたいなもんだけど。

「一応、10月くらいに次の公演出来たらな~。と・・・」

伊藤瑞貴が問いかけた。

傍らのナップザックから、

おもむろにスケジュール帳を出してパラパラとめくる私。

隣の席のみゆきさんがひょいと覗いてきて、

「ねこ君、スケジュール帳出して見てみてもさ、

 10月真っ白じゃん!」

そりゃそうだ。

そんなの分かってたさ。

一応カッコつけて出したかっただけだもん。

悔しいので、

10月のページのすみっこにボールペンで、

‘‘グラハム‘‘

とだけ書いておく。

これ、

書いといて後でなんのこっちゃと

思い出せなくなるパターンだな。

ねこよう

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