劇団グラハムヘルツブログ

落語を観に川越へ。

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先日、劇団葡萄座の座長より、落語を見よ!というアドバイスを頂き早速勉強しに行ってきました。

さてさて何を見に行こうかな〜と思ってぽちぽち検索していたところ、

どうやら川越に円楽さんが来るというではないですか!!
ということでチケットを入手し、行ってきました。特撰東西落語名人会。

出演者は三遊亭楽太、三遊亭円楽、江戸家小猫、桂文珍。(敬称略)

落語家がたった一人で複数人の会話を表現し、会場を笑いで沸かせたり
胸をぎゅっと温めたりする。円楽師匠が「エコ」とおっしゃっていたけれど、たった一枚の座布団の上で世界を作り上げるその芸はシンプルでありながら大変に奥深いものでした。
笑いに行って、大いに笑わせてもらえる、期待を裏切ることのないすばらしい時間。

で、そこで私は学ばなければいけないわけです。
複数人の会話の表現を。演じわけを。

円楽さん…学ばせていただきます…。と心の中でつぶやき会場へ向かう。

お恥ずかしながら落語を生で観るのは高校生の遠足以来ぶり。

なぜか私がちょっとどきどき。
公演時間は休憩含めて2時間ほど。
吸収するぞ吸収するぞと構えていたのも束の間、あっという間に世界に飲み込まれて
笑って、ジーンとしてまた笑って…と繰り返しているうちに気がつけば終演。

こんなに充実した2時間を体感するのは久しぶりでした。
そしてあっという間で圧倒された2時間でした。

勉強しに行ったつもりがすっかり楽しみすぎてしまい…(ほんとよかったまたいきたい今後は講談も見たい)

さて、伊藤はほんの少しでも勉強し、吸収できていたのでしょうか…

それは9月の公演でお確かめください。

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